天守閣にセレクトショップ 「フリークスストア」が小倉城で期間限定店

2024/10/21 11:00 更新


各地と協業する一環で取り組んだ

 デイトナ・インターナショナル(東京)が運営するセレクトショップ「フリークスストア」が10月4~6日の3日間、北九州市にある小倉城天守閣に期間限定店を開いた。同店は各地で地域との協業企画に取り組んでおり、今回は天守閣の再建65周年を記念して協業した。「そこにあるはずもない3日間限りの店を出現させることで、ワクワク・ドキドキを伝えたかった」(清宮雄樹執行役員ブランディング本部部長兼ディレクター)という。

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 フリークスストアは昨年9月に北九州市内に期間限定店を開設し、今年3月にはJR小倉駅ビルの商業施設アミュプラザ小倉に北九州市初となるフリークスストアを出店した。その際、市内の飲食店など地元の〝名店〟と協業したプリントTシャツやキーホルダーなどが完売となるなど人気となった。感度の高い女性客だけでなく幅広い年代に好評を得ていた。

一番人気のキーホルダーなど地元らしさが好評

 今回、小倉城天守閣最上階に協業商品を販売する売り場を設置。小倉城のイラストや家紋を組み合わせたデザインプリントのスウェット、手ぬぐい、湯飲み、トートバッグなどのほか、3月の協業商品を名店シリーズとして復刻販売した。また小倉城や地元の名店、フリークスストア小倉店などを巡るスタンプラリーや地元出身のドーナツ・ピーナツによるお笑いライブなども行った。

 清宮氏は「街全体が参加できる企画はシティープライド(故郷への誇り)を刺激し、街の活性化につながる。フリークスストアがそうしたコミュニティーのプラットフォームになれれば」として、今後も同様の取り組みを続ける考えだ。



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