子供服のF・O・インターナショナル(神戸市)が復活している。赤字からの立て直しを進める最中にコロナ禍に突入。3期連続赤字の中で、ECへの早期シフトが起爆剤となり、ネッククーラー「アイスリング」の大ヒット、SPA(製造小売業)事業の復調と歩みを進めてきた。前期(26年2月期)の売上高は、コロナ禍前を上回る251億円(前期比7%増)を達成した。営業利益も16億円(2倍)で、14年のホールディングス設立以来、最高益となった。秦英貴社長は、リストラ策を断行した後、会社を再びチャレンジ精神旺盛な企業へと導いた。
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連続赤字からのチャレンジ
――厳しい時期に入社した。
小野(行由会長)との出会いは20年以上前です。ワールドを退職し、子供服の店を始めた時の仕入れ先がF・O・インターナショナルでした。入ってまず感じたのは、社員が官僚的になっているなということ。創業期はみんな明るく、すぐやってみるスピード感が強みだったのに、当時はトップの判断に依存しすぎていて、社員一人ひとりが自分ごとに感じていないと思いました。出店が一段落し、新規事業にトライしようとしていた時期です。勢いが止まり、在庫が積み上がり、セール依存に陥っていました。
――赤字脱却を目指すなかでコロナ禍に。
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