ファイブフォックスは16~17年秋冬、テーマ切りの新ブランド「ルミノーゾ・コムサ」を立ち上げる。百貨店を主な販路とし、店内に設置するラックにテーマごとに陳列、分かりやすく訴求する。新しい仕掛けで、従来の同社の百貨店向けブランドよりも若い30代を狙う。初年度の売上高目標は15店で10億円。
新ブランドの開発にあたり、消費者の単品買いが増えていることに着目した。例えば今春夏だったらガウチョパンツやロングカーディガンというように、「今、何が欲しいか」が明確な女性が多いため、旬のアイテムをテーマ別に集積して見せる。テーマを絞って一点一点作り込み、他ブランドと差別化する。