【パリ=松井孝予通信員】パリ・ファッションウィーク(PFW)を主催する仏オートクチュール&モード連盟(FHCM)のラルフ・トレダノ会長は、PFW22~23年秋冬が開幕した2月28日、戦慄が走るウクライナと欧州の現状について「戦争」という表現を使い、声明を出した。
「クリエイションはどんな状況に置かれても自由に基づくもの。モードの役割は私たちの社会において個人の、または集団の解放に寄与する」と主張した。
「こうした考えから私たちFHCMは、深刻さが増す状況下で、みなさんにショーを味わっていただきたい」とメッセージを贈った。