「フェンディ」 DSMギンザでメンズ期間限定店

2017/07/27 12:00 更新


 「フェンディ」は28日から8月16日まで、ドーバーストリートマーケット(DSM)ギンザで、メンズの期間限定店をオープンする。ロンドン、東京、ニューヨークの3都市を巡回する企画でロンドンでは7月頭まで開催していた。ニューヨークでは9月7日から21日まで開催する。

 クリエイティブ・ディレクターのシルヴィア・フェンディがデザインした17~18年秋冬コレクションのメインテーマ「フェンディ・ボキャブラリー」にフィーチャーした企画。「YES」「LOVE」「FANTASTIC」「TRUST」「HOPE」「THINK」、そして「FENDI」といった言葉でアイテムを彩っている。アーネスト・ヘミングウェイの語録の中でも特にシンプルでエッセンシャルな言葉がインスピレーション源になっている。

 期間限定店では、キュレーターが厳選したレディー・ツー・ウェアと、シューズ、バッグ、アクセサリーを販売する。シルヴィア・フェンディは、「これらのシンプルな言葉は、ありふれた単語でありながら、永遠に続く重要な意味が込められており、困難な時代を生きる私たちを支えてくれる。世界が目まぐるしく動くなか、私たちも進化して、前向きな志向で未来を見つめなくてはならない。これが多くの変化とチャレンジを突きつけられた私たちを助けてくれる。そんな思いから世界共通のキーワードを反映した」と語る。

 国内でラグジュアリーブランドのメンズ発信が目立つなか、フェンディのピエトロ・ベッカーリチェアマン兼CEO(最高経営責任者)は、「DSMは我々の重要なリテールパートナーです。世界の3大主要都市で、メンズの顧客が急速に拡大しているなか、メンズコレクションをご覧いただけることは素晴らしいこと」という。

 同店では限定カプセルコレクションとしてTシャツ(税込み6万3720円)とニットキャップ(3万3480円)、マフラー(4万2120円)を発売する。DSMとの協業を記念した特製タグ付き。ロンドンはピンク、東京はグレー、ニューヨークはブルーが揃う。

フェンディ


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