資本金や稼ぎ出した利益の蓄積である利益剰余金などを合算した自己資本が総資産に占める割合。自己資本比率が高い方が負債が少なく財務の健全性が高いと判断される。一方で高すぎる場合、適切でないと判断されることもある。自己資本と純資産は、ほぼ同額になる場合が多い。自己資本比率は金融機関が融資の審査をする際に重要視される。数字を高めるには着実に利益を積み上げていくのが一番だが、増資をするなどして自己資本を増やし、借入金の返済や不要な固定資産、投資有価証券の処分を進めていくなどの方法がある。
《FB用語解説》自己資本比率 財務の健全性の指標
2021/12/16 06:22 更新