婦人服、紳士服、化粧品、アクサセリー、食品などの商品カテゴリーを「かき混ぜ」て、売り場を組み立てること。百貨店などの大型小売業では、目的買い客を中心に、見やすく、買いやすくとの考え方から、商品カテゴリー別に売り場を構成するのが一般的。商品の購入には便利だが、一方では館内の買い回りが進みにくい課題を抱えている。とくに客数減少傾向が続く衣料品フロア活性化策の一つとして、「健康」や「美」といった消費者の嗜好(しこう)や関心事を切り口に、衣料品以外の商品を組み合わせた売り場作りが進み始めている。
《FB用語解説》スクランブル(ド)MD カテゴリー混合の商品展開
2021/10/20 06:22 更新