《FB用語解説》接着芯 表地に接着させて服の形を保つ

2017/12/07 04:00 更新


 fusible interlining。型崩れを防ぎ、表地にハリを持たせるために衣服の内側に芯地を使うが、毛芯やバス芯のように糸で縫い付けるフラシ(振らし)芯に対し、接着剤によって表地に直接貼り付けるものを接着芯という。アイロンで押さえるだけで接着できるため作業が簡単で、薄くて軽いため、多くの衣料品に使われている。モアレや、表地への接着剤のしみ出し、接着剤の硬化といった接着芯の難点も技術開発によって改善されている。繊維形状や組成、組織、ストレッチ性能など品種や使用部分によって様々な接着芯が使われている。



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