《FB用語解説》CSV(共通価値の創造) CSRに代わる企業戦略

2017/07/31 04:00 更新


 Creating Shared Valueの略。ハーバード大学ビジネススクールのマイケル・E・ポーター教授らが提唱している概念。企業が地域社会の経済条件や社会状況を改善しながら競争力を高める方針と実行、と定義される。社会と経済の両方の発展の関係性を拡大することを重視する。ポーター教授はCSR(企業の社会的責任)が社会貢献や慈善活動と捉えられ、企業の経営戦略になりえなかったと指摘。本業に即した形で社会的課題の解決に取り組んでいくべきとする。ネスレが世界で初めてこの概念を取り入れ、グローバルな活動を進めている。



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