ファッションビル・駅ビルの11月商戦は、10月に続き、ほぼすべてが前年超えとなった。前年よりも休日が多かった効果に加え、気温の低下でコートなどのアウターを中心に冬物衣料が好調に売れ、全体を押し上げた。インバウンド売り上げも伸びた。冬物需要が活発な時期に自社カード施策を行い、成果を上げた施設も多かった。12月は各施設ともクリスマス向け販促を強化し、集客と売り上げ増を目指す。
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首都圏
10月に続き、対象全施設が前年超えで、衣料品も全てが前年を上回った模様だ。新宿、渋谷、池袋の施設ではインバウンド需要も活発だった。ルミネ各館やサンシャインシティ・アルパは自社カード会員向けの10%オフ企画、池袋パルコ、アトレ恵比寿、玉川高島屋SC、ジョイナスはポイントアップ施策が好調で、冬物衣料を中心に購買を促進した。
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