TSIホールディングスの子会社、ハイブス（東京）の「エトレトウキョウ」は24年春夏、みずみずしさに焦点を当てる。ニュアンスカラーとシアー素材でクリアな質感を表現している。アイテム自体は素肌に一枚で着て心地良いものが多い。
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主役のトルソーで見せたのは、シアー素材のレイヤードスタイル。綿の薄い生地を使ったノースリーブのトップとカーディガンに、綿・レーヨン・和紙のローゲージのセーターを肩掛けしている。ところどころの隙間から素肌が透けるようにした軽やかで涼し気なレイヤードだ。
一枚で着やすいものとしては、カシミヤ100%のニットベスト、UV（紫外線）カット、速乾、接触冷感を兼ね備えたサテンのワイドパンツなどがある。ドレスやスカートのイメージが強いため、パンツはスカート感覚で着られる素材やシルエットを中心としている。
色は白、黒、ベージュ、グレーが軸。ライトブルー、エッグイエロー、ピンク、オレンジを差し色で加える。
今秋冬から本格的にオリジナルの雑貨を始めた。これまでは外部からセレクトしていたが、新たに服飾雑貨専任のデザイナーを採用した。ウェアは毎週木曜に6型くらいを新作として発表しているが、雑貨は春夏と秋冬の年2回の頻度で少しずつ広げていく。春夏はレザーでパイピングしたキャンバスのバケットバッグ（税込み2万8600円）やサンダル、ハットなどを揃える。
