物作りの現場とも連携
「メルシーボークー、」の元デザイナー宇津木えりが新ブランド「エリウツギ」を始動した。12月22日、インスタグラムなどで発表すると同時に、公式サイトを公開。21年1月31日から、公式ECサイトとショールーム（東京・神宮前）での受注販売を開始する。
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公式サイトでは、「だれでもいつでもいつまでも心地よく着られる服を一点一点大事につくります」と発信した。
アイテムは、天然素材を積極的に使ったシーズンを問わないベーシックな服。肌触りや着心地の良さ、手入れのしやすさを重視する。
受注生産も特徴の一つ。「大事に生地を使い、大事に作り、大事に売る」との考えから、実際に試着できるショールームも作ることにした。「大量生産、大量消費の世の中で、すぐに飽きのこない服を作りたい」という。失われつつある日本の優れた技術や手仕事にも着目し、物作りの現場と連携して価値を発信する。
宇津木はコレクションブランドのデザイナーとして活動した後、エイ・ネットで14年間メルシーボークー、に携わってきた。今夏の退職後、今後の新たな計画の意思を発信していた。
