FB各社が入社式開く トップが新入社員にエール

2018/04/03 04:30 更新


 3月30日から4月1日にかけて、ファッションビジネス(FB)企業の入社式が行われた。

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 オンワードグループは3月30日、オンワード総合研究所(横浜)で入社式を開き、新入社員138人が参加した=写真。保元道宣オンワードホールディングス社長は「昨年の創業90周年にオーダーメイドスーツのカシヤマ・ザ・スマートテーラーを立ち上げた。近い将来、一人ひとりがこのようなプロジェクトを発想、提案し実践する強い志を持って日々の仕事に励んでほしい」とあいさつした。

 レナウンは3月31日、東京の本社で18年度入社式を行った。新入社員は計91人で総合職30人、一般職1人、総合技術職2人、販売社員50人、専門職8人。北畑稔社長は「ファッションと、我々を取り巻く自然やテクノロジーは密接に関係している。世の中の動きを知るために外に出る、スマートフォンを置いて書物と向き合う。旺盛な知的好奇心を持ち続けて欲しい」と述べた。16年度から引き続き、親族対象の説明会も実施した。

 1日の三越伊勢丹入社式には正社員65人、メイト社員(契約社員)118人の計183人が出席した。杉江俊彦社長は「これからは物を売るだけでなく、新しい発見、知識を提供することが大事。商品、サービスを通じて思いをつなぎ、伝えるのが小売業の使命であり、お客様に対して興味と関心を持って欲しい」と語った。

保元道宣オンワードホールディングス社長(オンワードグループ入社式)


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