「商品だけではない新たなサービスの提案で、気持ち的な付加価値をいかに高めるか」。そう話すのはエレメントルールの小松﨑睦社長だ。10月には主力ブランド「カオス」のニュウマン新宿店を移転拡大し、初めてカフェを併設した。全社的に新規出店は控え、既存店の売上高を伸ばす考えで、下期(23年9月~24年2月)は上期に苦戦したECの回復にも注力する。
【関連記事】エレメントルール「カオス」23~24年秋冬第2弾 上質なニットアイテムを充実
主力「カレンソロジー」は6店、カオスは7店あり、「15~20店に増やす考えはない」という。面積を拡張し、品揃えの充実や非アパレルの提案で既存店を伸ばす。