クセが強~い ランニングブランド「エルドレッソ」

2017/11/24 04:29 更新


 タイムマシーン(東京)が16年秋にスタートしたランニングブランド「エルドレッソ」は、東京ストリートの要素を取り入れたクセの強い柄物ウェアで既存のスポーツブランドに満足できないニッチな層に支持されている。

(大竹清臣)

 学生時代に陸上の選手だった阿久澤隆代表は数年前、付き合いが深い山梨・甲府のセレクトショップ「サンデー」の小林幸之助オーナーに誘ってもらったのをきっかけにトレイルランニングにのめり込んだ。自分が着用する際、本格的な競技用ウェアがしっくりこなかったので、自らブランドを立ち上げた。

 エルドレッソは本格的なトレイルランニングにも対応できる機能性やデザインとともに、クラシックなモチーフに独自のエッセンスとメッセージやラジカルさを加えた〝ど派手〟なウェア。

 ランニングに適した10~3月に着用できる冬・春物では、吸汗速乾の生地にサイケデリックな多色使いのフラワープリントを全面にしたロングTシャツ(8200円)、Tシャツ(7400円)、トレイルパンツ(1万2800円)、スパッツ(7400円)、アームカバー(2700円)などを揃える。

 トレイルパンツはコンシールファスナーの両サイドポケットや伸縮・速乾性に優れたバックポケットがあり、ウエストがゴム入りコード付きでジャストサイズ着用可能だ。ユニセックスでXSやSなど小さいサイズは女性も着られる。

 ほかに伸縮性のある生地で速乾性の高いバックポケットが付いたシャツ(1万6800円)や、吸汗速乾素材を使いバックにリフレクタープリントをしたロングTシャツなどシンプルなものもある。

 雑貨はよりタウンユースを意識し、ランニングパック(1万2800円)は地味な色で主張し過ぎないシンプルなデザインで通勤にも使える。ショルダーハーネスのポケットにボトル、ジェル、スマートフォンなど収納可能だ。メッシュキャップ(6000円)も黒、ネイビー、オリーブの3色。

 同社の主力ブランド「アールディーズ」は野外フェスなどにもマッチする色・柄などグラフィックに特徴があるカジュアルウェア。渋谷をはじめ、岡山、名古屋に直営店を構える。

インパクトのあるサイケデリックな柄
ユニセックス対応で女性も着用できる



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