エドウインが今秋から販売する米高級ジーンズブランド「ジョーズ」は、日本人女性の体形に合った日本製ジーンズを打ち出すことで、プレミアムジーンズ市場を開拓する。
エドウインはインポート品だけでなく、ライセンス生産したジーンズも販売する。ライセンスといってもエドウインが企画したものを本国が承認するといったやり方ではなく、ブランドのクリエイティブディレクターであるジョー・ダーハンが生地選定や監修を行うなど、議論しながら商品企画する。
エドウインは「サムシング」など同社のレディスジーンズで培ったパターン技術などを生かし、日本人の体形に合ったジーンズを日本で生産する。デニムは日本製のほか、イタリア、トルコ製も使う。今秋に販売するのは、アンクル丈のスキニー、通常のスキニー、アンクル丈のスリムなボーイフレンドジーンズの三つのスタイル。ぴったりしたフィットでは、ひざやふくらはぎの位置がはく人の足と合っていないとかっこよく見えないことから、こうしたところにこだわって企画した。
ライセンスのジーンズは2万3000円を中心に1万8000円のタイプも出す。インポートのジーンズは2万5000~3万5000円。百貨店、セレクトショップ向け。
エドウイン「ジョーズ」