マッシュホールディングス傘下のエコストアジャパンは洗剤ブランド「エコストア」の量り売りを8月26日から都内のナチュラルローソン2店で開始した。エコストアは自然由来の原料で作った洗剤で、ボトル入りだけでなく、量り売りも行っている。コンビニエンスストアに洗剤の「リフィルステーション」を設けることで、量り売りをもっと身近なものにしたいと考えている。
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エコストアはニュージーランド生まれで、人体や環境への影響に配慮した商品が特徴。台所用や衣料用の洗剤は天然原料で作られ、容器にもサトウキビを原材料にした「カーボン・キャプチャー・パック」という素材を使っている。日本ではマッシュビューティーラボが国内独占販売契約を結んで販売を開始し、17年にはマッシュホールディングスがニュージーランドの本社と合弁でジャパン社を設立した。
現在、東京・恵比寿に直営店があり、2000店に卸売りしている。量り売り用のリフィルステーションもすでに8カ所あるが、より消費者の日常生活に近づくため、エコストアのボトル入り洗剤を店舗で扱っているナチュラルローソンでも量り売りも始めることにした。空ボトルは店頭で無料で提供する。持参した容器も使える。
芝浦海岸通店と神宮外苑西店のほか、9月には病院内のナチュラルローソンにもリフィルステーションを置く。最初の半年はテスト期間として販売動向を調査し、その後、導入店舗を広げる考えだ。