大手ECモール インフルエンサー起用、DtoC活発

2021/04/23 06:29 更新有料会員限定


 大手ECモールが、インフルエンサーを起用したDtoC(メーカー直販)事業を強化中だ。他モールとの差別化や新規獲得が主な目的。DtoCは知名度向上とサイトへの集客が課題だが、インフルエンサーのPR力とモールの集客力を背景に、好スタートを切るブランドも出始めた。実績作りには、インフルエンサーといかに密にコミュニケーションを取り、ブランド運営できるかがカギになる。MDの組み方も通常のコレクションとは異なるため、試行錯誤しながらヒットの法則を探っている。

(中村維)

 ゾゾは昨年、才能やセンスに秀でた個人とブランドを立ち上げるDtoC事業「ユアブランドプロジェクトパワードバイゾゾ」を開始。一般公募をはじめとする計18組とのブランド販売を10月から「ゾゾタウン」で始めた。今春の第2弾で、人気ユーチューバーのきりまるさんや女優の高橋愛さんなど知名度の高いインフルエンサーに依頼して新ブランドも発売している。

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