繊研新聞社が「ECデータと運営」をテーマにアンケート調査を実施し、ファッション企業97社から回答を得た。オンラインだけでなく、リアルとの接点も一層重視し、OMO(オンラインとオフラインの融合)を推進する傾向がうかがえた。双方向でコミュニケーションを取り、実績を高める動きが活発化している。一方で、人材不足やAIなど急速な技術の進化、セキュリティーへの対応など、「25年の崖」と懸念されていた課題に直面している内容となった。
■顧客との接点作り・施策
実店舗・EC連携に注力
顧客との接点作りについての考えや施策への設問には、78社から記述回答を得た。