DSMがマニラのバイカーデザインのジュエリーを販売

2017/12/15 11:00 更新


ダンテ氏(左)、ノリ氏

 ドーバーストリートマーケット(DSM)ギンザは、マニラ在住のバイカーがデザインするシルバージュエリー「13ラッキーモンキー」の販売を始めた。

 作り手は、ダンテ・ディゾンとノリ・コロラドの男性2人。ともにバイカーで、普段使いのバイカーリングを探す中、07年に日本に旅行した際に出合ったスカルリングがきっかけで自ら作り始めた。


13ラッキーモンキー

 彫金師のノリは、元々フィギュアの製作に携わり、その技術を生かし、浮世絵や入れ墨に登場する波や鯉(こい)、菊の花などを彫り込んでボリュームを出したワックスの原型を作り鋳造している。スカルをテーマにする理由は「仏教に基づいて、浄化された体の美しさを表現している」という。

 普段は受注販売しているが、知人を通じ、DSMのためのコレクションを作ることになった。「存在感のあるリングだが、侘寂(わびさび)に通じる、静けさを感じさせるバランスを配慮した」とデザイナーのダンテ。8モデルがあり、4万6000~5万7000円。




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