大手百貨店の8月売上高(速報値、既存店ベース)は基幹店のほとんどが前年実績を上回った。化粧品に加えて、特選衣料雑貨、宝飾品の高額品がけん引したほか、猛暑の影響で季節商品が動いた。引き続き、免税売上高は2ケタ増だった。
三越伊勢丹は伊勢丹新宿本店が6%増、三越銀座店が12.4%増だった。ラグジュアリーブランドや化粧品が押し上げ、サングラス、サンダルなど盛夏アイテムの動きが良かった。三越日本橋本店は改装工事の影響で2.9%減だった。地域百貨店は名古屋が5.9%増だったほか、札幌、仙台、新潟が前年を上回った。
高島屋は大阪、京都、横浜、新宿の大型店が前年を上回った。婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品が売り上げを伸ばした。一方で婦人服、紳士服が前年を下回った。大丸松坂屋百貨店は大阪、京都、東京、札幌の大型店が前年を上回った。免税売上高は高島屋が24.2%増、大丸松坂屋百貨店が20%増だった。そごう・西武は15店計でマイナスとなったが、西武池袋本店が1.4%増だった。
阪急うめだ本店は7.9%増で、特選衣料雑貨が大きく伸びた。婦人服、雑貨も2ケタ増で、秋冬物の滑り出しが好調だった。あべのハルカス近鉄本店は7.5%の伸びだった。