「ステュディオ・ダ・ルチザン」24~25年秋冬 桜染めやスラブ糸で独自のデニム表現

2024/06/18 11:00 更新


独特のムラ感が魅力のGジャン(右は柿渋染め)

 ジーンズカジュアルメーカーのステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナル(大阪市)は、「ステュディオ・ダ・ルチザン」24~25年秋冬物で、桜染めやスラブ糸などを活用し、新たな表現を目指したデニムアイテムを販売する。今秋冬は、ブランドの45周年の後半にあたる。周年企画として新作を意欲的に打ち出す。藍桜と名付けたシリーズは、天然藍をかせ染めした経糸に、桜の樹皮や枝を使って桜色に染める桜染めを加えたオリジナルのセルビッジデニムを活用する。

 ほんのりと紫がかった藍色が特徴となるテーパードシルエットのジーンズとデニムジャケットがある。ジーンズが税抜き3万6800円、Gジャンは4万2800円。大きいサイズはプラス2000円。

桜染めを組み合わせたジーンズ
藍桜シリーズのGジャン。ほんのり紫がかった色合いが特徴

 極シリーズは、独特のムラ感を実現した16オンスのセルビッジデニムを使用。かせ染めの経糸は6番手のネップ入りのスラブ糸、緯糸は5番手のスラブ糸にすることで、通常のデニムと異なる独自の風合いが特徴になる。

 ジーンズ2万8800円、Gジャン3万5800円。経糸に柿渋染めを使ったものもあり、ジーンズは3万4800円、Gジャン3万8800円。大きいサイズはプラス2000円。

 ほかにも、有機栽培の茶綿「フォックスコットン」を使ったオリジナルデニムによるアースデニムシリーズ、インディゴ染めのデニムに奄美泥染めを組み合わせた奄美泥染めシリーズなど、多彩な周年企画を用意している。



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