ビビ新さっぽろ、11月30日開業 日常性とイベントでにぎわい創出

2023/11/28 17:30 更新


駅とつながるビビ新さっぽろ

 大和リースは11月30日、JR新札幌駅に直結する商業施設「ビビ新さっぽろ」を開業する。「日常の買い物が前提だが、イベントも楽しみに来てほしい」(津田周作支配人)として、地域のニーズに応えるとともに、設備、運営で非日常性を演出、新たなにぎわいの拠点として年商45億円を目指す。

 同施設は大和ハウス工業グループなどが進めた地域の再開発の一環で設けられたもので、駅とデッキでつながり、大型医療機関エリアへの入り口になっている。1万平方メートルの敷地に地下2階~地上4階の建物を設け、売り場は地上1~4階で賃貸面積9000平方メートルに43区画を構える。食品スーパー、ドラッグストア、100円均一など日常生活に対応したテナントを揃えつつ、北海道発を中心とした目的となるような飲食店を充実している。これらにロフト、オンデーズなどを組み合わせる。立ち上がりは34店だが、今期中に5店が開くなど近く満床になる見込みという。エントランスフロアとなる2階には500平方メートルの屋内公園「ビビパーク」を設けている。天井にLEDビジョンを備え、変わり続ける空を演出、人工芝を貼りくつろげる空間にするとともにイベントを開催、にぎわいを創出することにしている。

天井の演出が際立つビビパーク


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