大丸心斎橋店本館きょう開業 新テナント集積し集客

2019/09/20 06:27 更新


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 「百貨店の進化系」を追求している大丸心斎橋店本館が20日開業する。定期賃貸借契約の面積構成比が約65%を占め、中層階を中心に各フロアを年齢やカテゴリーを「第一分類」としないカテゴリーミックス型で構成しているのが特徴だ。

 賃貸借契約により構築した新コンテンツやテナント導入の集積度で、既存客層だけでなく新規客層の集客力を高めていく方針だ。同店の19年度の売上高目標は890億円。賃貸借部分を家賃収入で計上した数値で、「ギンザ・シックスを上回る高い目標」(好本達也大丸松坂屋百貨店社長)を掲げる。

(吉田勧)

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 新本館は地下2階~地上10階で売り場面積は約4万平方メートル、約370のブランド・ショップで構成する。1階化粧品、2、3階のラグジュアリーファッション・ジュエリーやシューズ、5階レディースシューズセレクション、6階時計などは百貨店従来型の取引形態で運営する。

 地下1、2階の食品や4~10階の物販、飲食のほとんどが賃貸借契約のテナントになる。賃貸借契約にすることで、百貨店に入っていなかったテナントも多数導入した。これらのテナントは、レシートや包装紙は各テナント仕様になるものの、大丸松坂屋カードや外商カードのサービス対象で、百貨店運営部分とのシームレスな対応を追求する。

1階の天井やエスカレーターホールなどもヴォーリズ建築を再現

 各テナントは、店舗面積100平方メートル以上の比較的大型な店舗が多い。「23区シンサイバシ」「アンタイトル・サロン」ほか衣料テナントでは服飾雑貨や高級ライン商品を投入するなど〝フルライン〟型にしているテナントが目立つ。各フロアにカテゴリーミックス型で配した大型店舗の魅力と、地下2階心斎橋フードホール、9階の「ポケモンセンターオーサカDX&ポケモンカフェ」「ジャンプショップ」などの新コンテンツを、大型催事場のない新本館の集客装置と位置付けている。

 また、ヴォーリズ建築の再現、同店の「第2のエターナルなアート」とする彫刻家・名和晃平氏の新作「鳳/凰」の設置、デザインイベント「オーサカ×ミラノ・デザインリンク」の実施、デザイン関連テナントの充実など、来街価値を高めるものとしてアート提案を強化している。強みであるインバウンド(訪日外国人)と外商客の強化と国内新客の獲得を目指している。

インポートブランド3割、ライフスタイルグッズ2割で構成する「23区シンサイバシ」(5階)

 同店北館は15日で「一時休館」した。北館は、地下2階~地上7階がパルコ、8~14階が専門店街の構成で、21年の開業を計画している。

旧本館のヴォーリズ建築を再現した外観

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