カジュアル専門店のシーズメンは23日、大阪・天王寺ミオ5階にメンズ・ユニセックスの新業態「グリーン&リープス」を出店した。都市型SCでファッション感度が高い30~40代男性を狙う。
主力カジュアル業態「メソッド」を改装した業態で「都市型ファッションを提案するメソッドの進化店」(石川賢雄営業企画部長)を目指す。
新業態の主な特徴は四つ。一つ目はボトム強化で、「リーバイス」「エドウイン」だけでなく著名なボトムブランドを豊富に揃える。
価格は低価格から中価格に改める。カットソーで4900円、ボトムで5000円以上が中心。
三つ目はスタイリング提案。改装前は10~20代の客が中心で単品訴求が強かったが店頭でのコーディネート提案を強める。NBのボトムにジャケットやロングコートを合わせるテーラードスタイル、スポーツブランドミックスのアスレジャースタイルを推す。
四つ目が服飾雑貨の拡充でレザーのカバンや財布を中心に生活雑貨までを揃える。
売り場面積は165平方㍍。初年度売り上げは前年比20%増を目指す。
同店が軌道に乗り次第、30~40代ニューファミリー層の集客が見込める立地の既存店を新業態に転換し、新規出店も検討する。