シーズメン チチカカを子会社化

2021/11/30 15:48 更新


 シーズメンは、チチカカを子会社化する。11月30日の取締役会で、株式取得に関する基本合意書締結を決議した。

 シーズメンは不採算店舗閉鎖やコスト削減など企業体質強化を進める一方、21年3月にはTSIホールディングスの100%子会社だったスピックインターナショナルを子会社化するなど業容拡大にも取り組んでいる。10月にはメタバースファッション専門アパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック」もスタートした。

 アパレル・雑貨の小売チェーンを運営するチチカカを子会社化することで、商品力、販売力の強化や相互のノウハウ吸収、管理機能共同化によるコスト削減などのシナジー効果が見込めるとする。チチカカの強みである雑貨類の販売に関するノウハウを取り入れることで商品の多様化、顧客層拡大を目指し、販売スタッフの相互交流で人材活性化もできると見る。出店する商業施設もシーズメンと共通することが多く、商品配送、出店業務の共同化などの効率化も進められるとしている。

 子会社化を前提とした株式譲渡契約は22年2月28日に締結し、3月1日に株式譲渡を実行する。



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