《トップインタビュー2024》クロスプラス社長 山本大寛氏 商品好き社員の育成が成長に

2024/01/19 12:30 更新有料会員限定


山本大寛氏

 上期(23年2~7月)の営業利益が上場以来最高となったクロスプラス。通期でも業績は堅調で、25年1月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を前倒しで達成する見通しだ。24年は改めて〝商品好き〟な社員を育てることが企業成長の原動力になると考える。

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実る〝攻めの値上げ〟

 ――23年はどうだった。

 我々として価値を付けた商材を、価値に見合ったプライスで販売する〝攻めの値上げ〟をしました。それがようやく適正ラインであると認識してもらえたと思える1年でした。前期の22年からコストアップ分の価格転嫁を始めたのですが、業界を見渡すと他社より転嫁のタイミングが早かったのかも知れません。結果として、前期は減収となり苦戦しました。今期は第3四半期も増収増益でした。

チームビジネス追求

 ――今年のポイントは。

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