クロスプラス 韓国コスメ「ダーマシェア」独占輸入販売 5年後に10億円目指す

2023/12/01 06:27 更新


スティック型アイテムがイチ押し

 クロスプラスは皮膚科学に基づいた韓国発のコスメブランド「ダーマシェア」の独占輸入販売権を取得した。非アパレル事業拡大の一環。売り上げ目標は3年後に5億円(卸価格)、5年で10億円。

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 イチ押しはスティック型のファンデーションと美容液。ファンデーションはヒアルロン酸など保湿成分、カンゾウ根エキス、ドクダミエキス、オウゴン根エキス、アイブライトエキスなど、紫外線や大気汚染からダメージを受けた肌をケアする美容保湿成分を配合する。アイボリーとサンドの2色。本体に7万本の超極細毛のブラシが付属しているので、肌に塗った後はブラシで簡単に均一塗布できる。ブラシは本体から取り外して洗浄できる。

 スティック美容液は、目元や口元、首など乾燥部分をピンポイントで保湿する。ビタミンを豊富に含む植物オイルを23%配合する。スティックファンデーションに重ね、艶出しとしても使える。既に韓国で販売実績があり、1年半で100万本以上を販売するヒット商品。日本では生活情報誌『LDK』のスティック美容液のおすすめ商品で1位となった。

 韓国と日本で敏感肌向けテストも行う。各税込み2990円。

 主対象は20、30代女性だが、化粧水や美容液、クリームなどで男性客も取り込んでいく。宣伝はティックトックやインスタグラムなどのSNSを活用する。美容系クリエイターのやみちゃんをはじめ、インフルエンサー100人以上に取り上げてもらい、認知度を高めていく。

 卸販売では、11月29日~12月5日に東京・原宿の「アットコスメトーキョー」での期間限定イベントに参加している。12月8日からは「アインズ&トルぺ」40店でも扱う。今後はバラエティーショップを中心に拡販する。12月13~25日にはルミネエストで期間限定店を開く。

 ECは自社オンラインショップのほか、「ゾゾタウン」「Qoo10」「アマゾン」などでも販売する。



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