クロスプラスの東京カットソーDIV(ディビジョン)は21年春から、「ルスークホリデイ」と「エーシーデザインバイアルファキュービック」の2ブランドでレディスのリラクシングウェアを販売する。コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことによるルームウェア需要の高まりに対応する。
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ルスークホリデイのコンセプトは「心から〝くつろげる〟時間はいつも身に着ける服とともに。」。30代後半女性に向けた上質なルームウェアやパジャマを提案する。フランドルとのライセンス契約。フード付きワンピースやバックヘンリーネックワンピース、バンドカラーワンピース、深くスリットが入ったワンピースパジャマ、ラウンドヘムワンピースパジャマなどを出す。タオルをセットにしたボックスも扱い、ギフト需要もつかむ。
オフベージュやオリーブ、チャコール、サックスといった優しい雰囲気の色を多用し、プリントはナチュラルなボタニカル柄を使う。着心地の良さにもこだわり、内野(東京)の柔らかなガーゼを活用する。縫製部分の肌当たりを工夫し、製品は日本アトピー協会推薦品の承認も受ける。ワンピース6900~7900円、パジャマ9900~1万2900円。販路は自社ECからスタートし、今後、期間限定店やインフルエンサーの活用も視野に入れる。初年度売上高目標は5000万円(卸価格)。
エーシーデザインバイアルファキュービックは同社のブランドDIVがコンセッショナリー契約の自主管理型ブランドショップとして以前から扱っているが、新しく来春からリラクシングラインを立ち上げる。ルスークホリデイと同様にパジャマやワンピースを企画するが、クールでマニッシュなテイストで差別化する。
3重ガーゼやベア天じくの肌触りの良いパジャマやルームウェアを提案。無地が多いが、一部ストライプで都会的に仕上げる。GMS(総合小売業)への卸販売を軸に、自社ECでも扱う。2900~4900円。初年度売上高目標は5000万円。