クレジットカードの不正利用被害 ファッションECの7割が経験

2021/01/22 06:29 更新会員限定


 ファッションECの7割がクレジットカード不正利用被害の経験あり――繊研新聞社が実施した「アパレルEC決済サービス調査」によると、81社中55社が「自社ECで他人のクレジットカードを不正に使用した不正購入の被害経験がある」と回答した。アパレルのECシフトが加速するなか、安心安全な取引を実現し、未回収コストを防ぐために、不正対策など守りの施策も重要になる。

 日本クレジット協会によると、19年のクレジットカード不正利用被害額は273億8000万円。海外発行カードによる被害や不正利用に気付いていない消費者の数字は含まれておらず、実際は「この倍以上の被害があるといわれている」(同協会)。内訳は約9割がクレジットカード番号の盗用などで、残り1割がカード偽造によるものだ。

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