上田安子服飾専門学校、大阪調理製菓専門学校エコールウメダ、修成建設専門学校の3校は、「衣・食・住」専門学校コンソーシアムOSAKA(オオサカ)を設立した。12月19日には、経緯や調印式などの発表の場が設けられた。
同コンソーシアムは、衣食住の視点から、持続可能な社会を担う人材の育成が目的。学生交流や教職員の研修機会など専門学校間での取り組みや、産学官の連携も強化していく。
連携第1弾は、中高生を対象にしたSDGs(持続可能な開発目標)と、衣食住に関連する職業について楽しく学べるボードゲーム「SDGsタウン物語」を開発した。今後は、ファッション・飲食・建設業界と連携したイベントやコンテストなども計画している。
多くの専門学校は大学進学者が増えたことにより、学生募集に苦労している。一方で、各業界では人材不足が深刻になっている。各分野の有力な専門学校が協力し、社会の担い手を育成していこうという考えから設立に至った。