カジュアルウェアメーカーのナビ(東京、川島道夫社長)は、アーティストと協業するブランド「コモンナウン」の25~26年秋冬物で、「キャット&ドッグ」をテーマに6人のアーティストと協業した商品を出す。アーティストはマーチャンダイザーの原田菜採さんが選んだ。
ブランドのスタート時から参加しているネイルサロンのカナ・アキヤマさんとイラストレーターのノラヒさんのほかイラストレーターのヒロチカ・マチダさん、ミドリ・ナカジマさん、ツグヤ・イシイさん、今回新たにヒロキ・ニシヤマさんが加わった。
マチダさんは21年に「犬図鑑」を出し好評を得て、今回は「猫図鑑」として12匹の猫を描いた。Tシャツの胸にプリントする。ニシヤマさんは犬と猫がボールで遊ぶ様子をプリントと刺繍で表現する。アキヤマさんは犬と猫の動く姿と草花を多色使いで細かく総柄に。ノラヒさんは犬と猫が一緒にいる姿を大きく描き総柄にした。




アイテムは天じく長袖Tシャツが税抜き9000円から、ボアフリースアウター1万6000円、ストレート型サーマルパンツ1万1000円から、ボアフリースパンツ1万5000円など。素材はこれまで天じくや裏毛スウェットが中心だったが、フリースのほかコーデュロイなども増やした。雑貨アイテムも増やし、バンダナが5000円、キャップ6500円など。
コモンナウンは今年から、事業母体をAGT(東京)からナビに移した。ナビは17年に設立したOEM(相手先ブランドによる生産)事業中心のアパレル製造企業。