札幌の繁華街、すすきので複合施設、ココノススキノ(運営は東急不動産SCマネジメント)の商業ゾーンが11月30日、第1期オープンする。食品スーパー、ドラッグストアなど地域のニーズに対応したテナントのほか北海道発のテナントを揃え、映画館を併設、「オールターゲットで昼も地域を盛り上げる」(志村敦史総支配人)とする。
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同施設は商業施設のススキノラフィラの跡地を東急不動産などが開発したもので、地下2階~地上18階の建物の延べ床面積は5万3104メートルになる。このうち地下2階~地上4階が85区画の商業ゾーンで、食物販、飲食を中心に雑貨、サービスを組み合わせる。5、6階がTOHOシネマズになる。第1期では50店余りがオープンするが、北海道初が15店の一方で道内企業が半数を占める。SC初や新業態も多く、「新しい北海道を発信したい」とする。これらにより地域からのほか観光客などを幅広く集め、広場などパブリックスペースを多く設けた作りと合わせ、来街者の幅を広げることを目指す。
商業ゾーンは24年1月31日に2期がオープンする。上層のホテルは1月16日に全館オープンする予定。