蝶理インドネシアは、堅調な生地輸出をさらに伸ばす。合弁染色加工拠点であるウラセプリマを活用した事業が「軌道に乗ってきた」(花島武蝶理インドネシア社長)と日本向けのブラックフォーマル用途が堅調で、中東民族衣装向けは昨年から好調が続く。
(高田淳史)
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中東向けは、引き続き伸ばす方針だがイスラエル・パレスチナ紛争の影響を懸念し、「不透明」と慎重にみる。日本向けのブラックフォーマル生地は引き続き拡大を目指す。「大命題」となるのが、素材の色数充実による、東南アジア市場の開拓だ。
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