【上海支局】中国紡織品進出口商会は中国税関総署の統計を基に15年の衣類輸出の状況をまとめた。輸出額は前年比６・４％減の１７４３億５０００万㌦、輸出量は４・２％減、平均価格は２・３％減だった。
米国向けは順調で６・９％増の３５７億５０００万㌦、輸出全体の20・５％を占めた。ＥＵ（欧州連合）は10・３％減の４１１億５０００万㌦、日本は12・２％減の１７３億㌦、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）は12・５％減の１４６億㌦。またロシアが30・１％減、韓国とアラブ首長国連邦は14～16％増だった。
布帛は３・４％減の７５０億㌦だったが数量は２・６％増。ニットは９・７％減の７３７億９０００万㌦で数量は11・４％減。毛皮・皮革は23・５％減の25億６０００万㌦で数量は22・１％減。
地域別では広東省が９・０％増の３９６億４０００万㌦でトップの座を保った。浙江省や江蘇省、福建省、上海は２～10％減。このほか広西チワン族自治区、青海省、北京を除いて減少した。
