日本チェーンストア協会が22日発表した会員企業(58社、9371店)の2月総売上高は、9952億円(店舗調整後、前年同月比3・4%増)だった。うるう年で営業日が1日多いことなどから2カ月連続のプラスとなった。衣料品も2カ月連続の増収。
衣料品は冬物の動きは鈍かったが、前月に続き実用衣料が引っ張って全体としてはプラスとなった。紳士衣料はスーツ、カーディガンは良かったが、ジャケット、セーターなどが不振だった。婦人衣料はセーター、ジーンズなどに動きは限られ、前年にとどかなかった。その他衣料・洋品は、手袋などの不振はあったが、紳士、婦人の肌着、靴下などが好調だった。