使い捨てさよなら、NZ発ブラントの傘

2016/08/22 06:59 更新


 傘メーカーのサエラ(東京、山本健社長)は今春、ニュージーランドの傘メーカー、ブラントと輸入販売契約を結び、「ブラント」ブランドの販売を始めた。長く使うことのできる耐久性とデザイン性を兼ね備えた傘で、ビニール傘を中心に使い捨てされることの多い傘の消費構造を変えるこを目指す。来年度の販売目標は3万本。

 ブラントはニュージーランド出身のエンジニア、グレイグ・ブレブナーが「丈夫な傘を長く愛用してもらい、傘の使い捨てをなくしたい」との思いから開発した。風の抵抗を受けにくい構造にすることで耐風性、耐久性を高め、露先を生地の中に内蔵することで安全性を高めた。機能面を充実させながらシンプルでスタイリッシュなデザインを特徴とし、カラーバリエーションも豊富に揃える。

 価格は長傘の標準サイズが7500円、男女兼用の軽量モデルが6800円、折りたたみ傘が6500円。

耐風性、耐久性や安全性とデザイン性を兼ね備える

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事