パーツ組み合わせで人気のアクセ店

2016/04/13 06:15 更新


 アイランドはアクセサリーショップ「ブルックリン・チャーム」が好調だ。昨秋冬に続き、今春夏も売上高が前年同期比2ケタ増と伸びが続いている。

 同ショップはニューヨーク・ブルックリンのアクセサリーショップと提携し、13年春に日本でスタートした。

 ストーン、メタル、チェーン、ビンテージパーツなど3000種類のパーツを組み合わせ、客自身が自分だけのアクセサリーを作れるのが特徴。パーツが多様な上に、随時、新規パーツを店頭に入れていることからリピーターが増えている。ワークショップ型販売が人気を集め、認知度を徐々に広げていることが好調の要因だ。

 店舗は首都圏に4、大阪に1。とくに1~3月、東京メトロのCMで原宿店が取り上げられた結果、同店の1月売り上げは70%増、2月が90%増、3月が60%増と急伸した。

 客層は幅広く、10代からシニア層まで。女性客が9割以上だが、カップル客のほか、男性客も増えている。

 客単価は約2800円(原宿店は約3000円)。パーツ選び、制作に時間がかかるため、購買客の店舗滞在時間は約1時間。「自分だけのアクセサリーが得られるだけでなく、作るという体験が来店動機になっている」と実店舗での販売が圧倒的に強い。

 客1人当たりにかかる販売時間が長いため、効率アップが課題。パーツの上質化を進め、客単価を高めることを重点に、当面は5000~8000円に上げていく。

ブランド認知度が高まり平日でも来店客が目立つ原宿店



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