DtoC(メーカー直販)支援のブランディット(東京、鍛治良紀社長CEO=最高経営責任者)が、博報堂DYグループの大広とSMBCベンチャーキャピタル、DIMENSIONを引受先とする第三者割当による増資を実施した。シリーズA累計で2億3500万円を調達しており、同社独自の「ブランディットシステム」のマーケティング機能と経営体制の強化に充てる。
今回のメイン出資者である大広とは資本業務提携を交わし、SMBCベンチャーキャピタル6号投資事業有限責任組合を引受先として新たに迎え入れた。さらにシード期からの既存株主であるDIMENSIONからは3度目のラウンド調達を実施した。
大広との資本業務提携は、「顧客価値」を基点にした事業開発やマーケティング支援を提供する大広がDtoC事業の支援体制を強化していくことを受けたもので、ブランディットの事業やノウハウとを掛けあわせ、より幅広いクライアントに対してアプローチする。経営体制の強化を目的に、CxO(執行責任者)を含む人材採用も積極的に行うという。