革製のスマートフォンケースの販売から始まり、現在はバッグや財布なども扱うトータルなレザーグッズブランドとして成長しているイタリア発の「ボナベンチュラ」。市況の厳しいレザーグッズ市場だが、コロナ禍を含めて売り上げを伸ばし続け、18年から24年まで日本市場での売り上げは毎年2ケタ成長し、24年度の日本の売上高は50億円規模となった。数年以内に国内売上高100億円を目指す。ボナベンチュラグループの日本法人、ボナベンチュラの代表取締役社長に23年8月に就いた稲富佳織さんに聞いた。
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EC強みに、コロナ禍も成長
――ブランドについて。
13年にミラノで創業しました。当初、スマホケースをアマゾンやファッション向けのECサイトを中心に世界で販売していました。18年に日本で設立したボナベンチュラに入社しました。
――その後は。
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