認知はこれから、日本のブラックフライデー

2016/12/19 06:04 更新


 イオンが初めて「ブラックフライデー」キャンペーンを行うなど、日本でもブラックフライデーを導入する企業が出始めた。マクロミルの調査によると、ブラックフライデーの言葉の認知率は84%だが、内容の認知率は31%と半数に満たなかった。

 

色ブラックフライデーの認知

 

 内容まで知っている人のうち、88%がポジティブなイメージを持っていたが、知らない人はわずか13%だった。知らない人が持つイメージは、「悪い、暗い、不吉なことが起きそう」「金曜なのに残業」「週刊誌ネタ」となった。

 今年、ブラックフライデーにちなんだセールなどで買い物をした人は全体の9%で、多くの人が買い物を楽しむにはまだほど遠い。ブラックフライデーが日本に定着すると思うかは、「定着する」52%、「定着しない」48%と拮抗した。「定着する」と思う人は、「お得だから、セールで安いから」「お祭り・イベント好きだから」「アメリカで流行ったものは日本でも流行るから」など。「定着しない」と思う人は、「ブラックのイメージが悪いから」「一時的な流行りだと思うから」「ボーナス前だから」などが目立った。

ブラックフライデーに関する調査 20~60代の男女1000人が対象



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