ボタンメーカーのルックウェルは、天然由来の原材料を含んだ不飽和ポリエステル樹脂使いの「バイオマスボタン」を開発した。石油系の原材料を減らし、環境保護に貢献する商品として本格的に販売する。
バイオマスボタンは間伐材やトウモロコシ、サトウキビ剪定(せんてい)枝など植物由来の有機性資源(バイオマス)を原料にしたボタン。
トウモロコシを中心にしたバイオマスを不飽和ポリエステルに混入させた原材料を使っており、焼却時に二酸化炭素が約20%削減できる。今年5月に、バイオマス商品の普及で地球温暖化対策を進める日本有機資源協会(JORA)からバイオマスマークの認定を受けた。