ビヨンクール、仏ガスビジューと契約

2016/08/01 06:00 更新


 服飾雑貨輸入卸・小売りのビヨンクールは、フランスのアクセサリー企業のガスビジューと日本と台湾における独占販売契約を結んだ。9月からレディスアクセサリー「ガスビジュー」を直営店、セレクトショップで販売する。9月30日にはガスビジューのショップを東京・青山の骨董通りにオープンする。

 ガスビジューは69年にフランスのサントロペで創業。高度な技術や伝統技術を持ち、専門知識を有するとして11年に、フランス政府から国宝企業に認定された。マルセイユに職人60人のアトリエを持ち、ミラノ、ニューヨークなど主要都市を中心に世界で約200店ある。全品ハンドメイドで独自性の高いデザインと上質素材にこだわり、オリジナルデザインのパーツや石はすべて天然のものを使う。ビヨンクールは基本的に全てのアイテムを扱い、日本での中心価格は1万5000~2万5000円となる予定。

 同社が本格的にレディスのアクセサリーを扱うのは初めて。ガスビジュー導入について「レディス市場を開拓できれば次のビジネスにつながる。また世界的に有名なブランドの代理店として信用が得られ、海外ブランドの導入がしやすくなる」(岸田光生常務)としている。

ビヨンクール_ガスビジュー縮小
9月からビヨンクールが販売する「ガスビジュー」

 



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