ビームス 原宿に「ビームス・ウィメン」をオープン

2018/09/20 06:27 更新


 ビームスは14日、東京・原宿にレディスカジュアルの旗艦店「ビームス・ウィメン」をオープンした。「インターナショナルギャラリービームス」の地下1階にあり、店舗面積は約250平方メートル。「レイビームス」と「ビームスボーイ」の商品が並ぶ。

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 ビームス・ウィメンは渋谷に続き2店目。商品構成はレイビームスが6割、ビームスボーイが4割で、渋谷店と違い、二つのレーベルを混ぜてレイアウトする。「レーベルの個性を際立たせ過ぎずに、両レーベルのいい部分を合わせて、今の東京のトレンドや流行を表現する」ことにこだわった。ビームスのレディスカジュアルの全体像が、客に伝わるようにした。

 以前原宿にあったレイビームスは、オリジナル商品の割合が高かったが、ウィメンでは仕入れの割合を増やした。店舗面積が広いことを生かして商品のバリエーションを広げ、価格帯にもメリハリをつけた。セレクトの商品を増やすことで、客層を広げることも狙いの一つ。どんな年齢層でも買い物を楽しむことができる店を目指す。

セレクトの商品を多く並べ、ストリートの雰囲気を強く出した

 原宿はビームス創業の地であり、エリアとしても大事にしたい場所という。店に来る意味や価値のある「中身の濃い店を作ることで、来てもらって感動してもらいたい」と久保田雅也ウィメンズ統括ディレクターは話す。内装も他のビームスの店と違い、柱や壁の一部に原色のピンクやパステルピンクを使って、視覚的にも印象に残るものにした。

 オープンにあたり、「77サーカ」の限定コレクションを23日まで販売する。別注でデッドストックの生地を使った商品を企画した。基本は全て一点物で、トップ、ボトム、コートなどがある。今後はイベントの開催や、同店限定のブランドを販売することも検討している。

ピンクの壁で視覚的にも印象的な売り場を作った
外装にもピンクを使い旬のブランドでウィンドウを飾る


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