ビームスジャパンが7月に「大名古屋展2022」を開催 地元企業10社と協業品の販売・企画

2022/06/07 06:28 更新


イベントを盛り上げるドアラと金鯱グランパス

 ビームスは「大名古屋展2022」を7月15日からビームス名古屋とビームスジャパン3店で開催する。名古屋で愛され、親しまれている地元企業やスポーツチームと連携した商品の販売や企画を通して名古屋の魅力を発信する。また、名古屋グランパスエイト主催の「鯱(しゃち)の大祭典」と連動し、記念ユニフォームをビームスジャパンがデザイン、クラブ30周年の記念イヤーを盛り上げる。

 大名古屋展で協業するのは名古屋の企業10社。クロスプラスのZ世代のデザイナーが開発したキャラクター、「手前みそちゃん」をあしらったTシャツやグッズ、豊田合成との協業で開発したエアバッグの端材をアップサイクルしたグッズ、厨房(ちゅうぼう)機器大手のホシザキとはホシザキのシンボルのペンギンマークを使ったグラスや保冷剤の入るTシャツ、スペシャルパッケージの保冷剤など「涼」を感じさせるグッズ類などを販売。

ホシザキとの協業も

 うなぎ卸問屋が運営するうなぎ四代目菊川との取り組みでは、ビームスジャパンが器やトレー、しゃもじ、小皿などを日本各地の名品でセレクト・制作するとともにひつまぶしの新しい食べ方を監修した。このほか中日新聞「ドアラTシャツ」、精肉店スギモトの牛鍋セット、愛知トヨタ自動車特設サイト「クルマで行くBEAMS的ナゴヤの巡り方」などの協業商品・企画を打ち出す。

 19、21年に続く3回目の開催となった今回は「芸どころ名古屋」としての文化や芸能にも着目し、名古屋能楽堂で発表会を行い、名古屋フィルハーモニー交響楽団金管五重奏が同展の公式テーマ曲を演奏した。

 企画・プロデュースしたビームスクリエイティブの池内光社長は、名古屋の良い物や物作りの優れた技術を「少し角度を変えて紹介することで新しい魅力を伝えたい」としている。



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