ベイクルーズ「レショップ」 服好きの若者とらえる

2019/12/23 06:29 更新有料会員限定


 ベイクルーズグループが東京・南青山で運営するメンズ主体のセレクトショップ「レショップ」が好調だ。前期(19年8月期)の売上高は前の期の実績を超過した。

 オリジナルレーベル「LE」を始めた7月以降は、倍増ペースで推移している。今秋冬の客単価は約3万5000円。一般的には高単価なファッションの嗜好(しこう)品を扱う店だが、客数が大きく伸びた。特に20代の若者を取り込んでいる。全国各地で開く期間限定店や服好きの物欲を刺激する別注品、丁寧なプロモーションなどが実っている。コンセプター兼バイヤーの金子恵治さんは、「嗜好品で勝負する服屋なら今後、店の個の部分、人間力が重要になると思う」と話す。

(友森克樹)

【関連記事】ベイクルーズグループ 既存顧客より若い層の開拓に力

 15年4月にオープンしたレショップは、希少性のある商品やあまり認知されていないカジュアルウェアや雑貨を揃える店だ。近年はドメスティックブランドを中心に別注品を強化しているほか、夏からはオリジナルのLEも開始して、今まで以上に客の裾野が広がった。

若者から大人まで、幅広い世代の服好きが通う

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事