バーニーズジャパン ラオックスホールディングスが子会社化

2023/04/06 15:52 更新


 ラオックスホールディングスは、バーニーズジャパンの全株式をセブン&アイ・ホールディングスから取得し、子会社化する。4月6日の取締役会で決議した。所得株式数は25万5601株。譲渡は5月1日を予定している。

 ラオックス側はバーニーズジャパン子会社化の理由を「コロナ禍を経た国内外の富裕層の消費ニーズに応えるため。バーニーズジャパンの高いブランド力と当社のインバウンド(訪日外国人)事業のノウハウ活用でバーニーズジャパンの売り上げ拡大、海外向けECや貿易輸出などの事業領域の拡大が可能となり、持続的な成長と企業価値向上に有効だと判断した」とする。

 バーニーズジャパンは89年創業。23年2月末時点で旗艦店6店舗、アウトレット店4店舗、ECサイトを運営している。23年2月期の売上高127億1100万円。営業損益は5億1500万円の赤字。



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