アイジーエー「アクシーズファム」 参加型のショーを拡大 地域との連携深めて盛り上げる

2023/06/09 06:27 更新


多くの地元とも協力、連携したイオンモール福岡での開催

 アイジーエーは今期(24年2月期)、新たに「ワクワクドキドキつながる社会を実現する」を目標に、ファンや地域とのコミュニケーションをさらに深める取り組みを強める。そこで、前期の「アクシーズファム」20周年を機に全国9カ所で行ったファッションショーをさらに進化、拡大していく。

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 ショーは「ファッションを通じて、自己表現する楽しさを広めていきたい」との思いで始めた。年齢や性別、国境を越えて誰もが輝ける参加型ショーで、会場となるSCやテナント、地元専門学校の参加など、多くの人たちと作り上げている。

 今期はすでに2会場で開催。第1弾のイオンモール京都桂川では「和」をテーマに「アクシーズファム×和」のコーディネートショーや会場に竹で作ったパーティションを準備するなどで盛り上げた。アクシーズファム以外に「きものやまと」「倭物やカヤ」「オペークドットクリップ」が参加した。

 第2弾のイオンモール福岡では所在地の粕屋町(福岡県)の町花がバラで、アクシーズファムのロゴにもバラを使用していることから「バラ」をテーマに設定。地元のレディス「プラチノロッサ」と古着の「ビンゴボンゴ」に商品を借り、香蘭ファッションデザイン専門学校の学生によるアクシーズファムとのミックスコーディネートで、学生がショーにも出演した。また、福岡ベルエポック美容専門学校の学生がメイクサービスを行い、地元のモデルも特別参加した。

参加者と一緒にショーを盛り上げる五十嵐社長(中央)

 今後も全国各地で開催を予定している。昨年以上に客やスタッフ、SC、行政の担当者、ほかのブランドも巻き込んで、「地域との連携を深め、ファッションのワクワクを届ける」としている。



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