「店舗休業からたった1カ月で、社内が大きく変わった。ECやウェブ活用の意欲的アイデアが増し、デジタルへの意識が整った」と話すのは、SPA(製造小売業)型レディスブランド「アクシーズファム」を運営するアイジーエー(福井県越前市)の五十嵐昭順社長。全スタッフがデジタルを駆使したコーディネート画像の発信やオンライン接客など「今できること」に集中した。4月の売上高は前年同月比約6割減だったが、ECは86%増と伸びた。顧客・スタッフ間のつながりも深まり、一部の店舗が再開する来週以降の巻き返しを期す。
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