オーサムが法人向け事業をスタート 第1弾はカー用品店との協業

2023/03/06 06:26 更新


第1弾はカー用品店「ジェームス」との協業企画。カーサンバイザーポケットなどがある

 生活雑貨を中心にライフスタイルショップ「オーサムストア」を運営するオーサム(東京、堀口康弘社長)が、法人向け事業をスタートした。第1弾として、トヨタモビリティパーツ(名古屋市、榊原弘隆)が運営するカー用品店「ジェームズ」との協業企画となる商品を開発・デザインした。

 同社はオーサムストアのすべての商品を自社で企画・デザインし、オリジナルで開発している。中国の各工場とは商社を介さず直接取引し、自社で生産管理・品質をコントロールする製造小売り型ビジネスの追求が大きな強みになっている。こうした強みを生かし、ODM・OEM(相手先ブランドによる設計・生産)をはじめ、ノベルティー製作まで、他企業の要望に合わせた商品の開発・デザインを手掛ける。

 現在は既存メンバーが兼務しているが、新たな法人向け事業を担当する部署の発足も視野に入れている。ODMの第1弾は、全国に計95店を構えるカー用品店ジェームスとの協業企画。商品の開発・デザイン、さらに什器デザインやパンフレット制作、撮影まで担当した。

 今回のプロダクトコンセプトは「クルマをもっと楽しもう」。ハンドルを握る気持ちが少し高ぶるような、愛車とのカーライフをより充実できる、実用的かつデザイン性あふれる商品を提案する。カーサンバイザーポケット(税込み598円)、車内用ゴミ箱(798円)、シートバックティッシュケース(598円)、シートベルトクッション(698円)、ストレージバケツ(1798円)など。

シートバックタブレットケース
ストレージバケツ

 第1弾は3月3日から全国のジェームス店舗で販売を開始した。今後も定期的に新商品を開発し、さらに拡充していく予定。



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